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【80】<最終回>すべての起業家に贈る!前向きな気持ちになれる言葉(21)チャップリン「下を向いていたら、虹を見つけられない。上を向いて明るい虹を見つけよう」

ついに最終回となりました!伝記・自己啓発本が世界一大好きなスーパー前向きbotこと僕が、すべての頑張る起業家に贈りたい偉人の名言やポジティブになれる言葉を紹介します!

 

今回は最終回にふさわしい、自分の世界一大好きな名言、イギリスのコメディアン、チャップリンの名言、「下を向いていたら、虹を見つけられない。上を向いて明るい虹を見つけよう」です。

 

モダン・タイムス - Wikipedia

 

映画紹介シリーズで取り上げ忘れましたが、チャップリンの「Modern Times」は自分の中でも大好きな映画のひとつです。製鉄工場で働く主人公のチャップリンは、工場のベルトコンベアから流れてくる部品をひたすらスパナで締めつづける単純作業を繰り返す中で、精神に異常をきたし、ついには精神病院に送られてしまいます。

 

モダン・タイムス | スクリーンは語る | 時間デザイン

 

退院日には、ひょんなことからデモ隊のリーダーと間違えられ、今度は投獄されてしまいます。出所後も、たくさんの仕事を試してみるものの、どの仕事も長続きせず、生きる意味を見失っている中で、ある一人の少女に恋をします。

 

モダン・タイムス ~ ご存知チャップリンの傑作! | ニューヨーク徒然日記

 

「彼女と幸せに暮らすための家を建てる」という目標を持ったチャップリンは、仕事に精を出すようになり、毎日笑顔で仕事に向かいます。しかし、そんな幸せも束の間、彼らの夢をぶち壊すような災難が身に降りかかり…

 

最後のシーンは非常に有名ですが、「もう何もかも終わり」と絶望する少女に、「下を向いていたら、虹を見つけられない。上を向いて明るい虹を見つけよう」言って立ち上がり、一緒に手を取り合って歩き出します。

 

チャップリン モダンタイムス 絶望してはいけない 12/15ロッソ | Love Music Together

 

この映画は、大学一年生の頃に日吉で履修していた映画論の授業で観たのですが、誇張抜きでこのラストシーンは涙が出ました。楽単で有名な授業だったのでそんなよこしまな気持ちで最初は履修したのですが、履修して。この映画に出会えて本当によかったと心から思いました。感動しすぎて、この映画を観てから1ヶ月間くらいiPhoneのトプ画をこれにしてたくらいです。

 

このModern Timesの主要テーマは、「資本主義への批判」と「文明への警鐘」であると言われていますが、それを批判するばかりでなく、個々人がそれぞれのモチベーションを明確に持つことで「働く」ことが単なる苦行ではなくなる、というメッセージも込められています。

 

単純作業であっても、その仕事が誰かの役に立っていたり、自分の夢に繋がっていると常に意識し続けることが、モチベーションに繋がるなと思っています。事業を拡大していく中で、社内のモチベーション醸成は非常に重要な課題ではありますが、自分含むメンバーの一人一人が、Modern Timesのチャップリンのような、夢や志を持った状態で、日々の仕事に向き合っていける状態を築いていきたいです。そして自分自身も、最後のシーンのチャップリンのように、何度でも立ち上がる堅牢さを磨いていきたいです。