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渋谷区円山町に棲息する幻のユニコーン、かりす馬くんのブログ twitter.com/charismakohei

【59】起業家として諦めそうになった時に見返す映画(16)「頭文字D」

これまで数多の映画を見てきた映画オタクの僕が、事業がうまくいかず心が折れそうになったときに観たい映画をバシバシ紹介していくこのコーナ。

 

まだご覧になっていない方のことも考え、ネタバレ防止の観点からストーリーに言及することはしませんが、①どこらへんに起業家マインドを感じるのか、また、②どのようなシーンに勇気づけられるのかにフォーカスしてご紹介していきます!

 

それでは、ついに最後となりましたが、最後にご紹介するのは、僕の人生のバイブル「頭文字D」です。知る人ぞ知る神漫画(映画・アニメもあり)。群馬県渋川市榛名山(作中では秋名山)の麓にある豆腐屋、藤原豆腐店の息子、藤原拓海は、一見冴えない普通の高校生です。

 

いつも眠そうにしているためか、同級生から小馬鹿にされることも多く、全く主人公、といった感じはありません。彼はガソリンスタンドでアルバイトしていて、店員仲間は全員クルマが大好き、クルマに関する知識が少ない拓海は、先輩たちから馬鹿にされます。しかし、ひょんなことから拓海のドライビングスキルに一同驚愕します。実は、拓海は中学生の頃から無免許で豆腐の配達をしており、毎朝欠かすことなく榛名山を攻めていたのです。

 

持ち前のドライビングスキルで、絶対に勝ち目がないと言われていた最強の相手に勝利した拓海は、そこから怒涛の快進撃が始まります。周りの期待を良い意味で裏切り続け、勝利を重ねて、その名を轟かせていく姿はまさに起業家、といった感じです。

 

また、どのようなシーンに勇気づけられるかについては、こちらもネタバレになってしまい恐縮ですが、物語中盤、負けなしだった拓海が一度負けを経験します。そこでスランプに陥ってしまい、一時は心が折れかけるのですが、拓海は見事スランプを克服し、前よりも強くなります。勝負を重ねるごとにPDCAを回しながら、日々新しい技術を獲得し続ける拓海の姿を見ていると、「自分ももっとPDCAを回していかないと」、「失敗にクヨクヨしている場合ではない」と思わされます。

 

藤原拓海のように、起業家として日々進化し、成長していきたいなと思っています!